top of page
日本語
英語
米倉佑亮

伝えたい想いがあります。

 

皆さんのために……

専門分野: 統合地球環境学

私たちには
“タイムリミット” がある

人類の歴史上、
類を見ないほどの脅威が、

猛烈な勢いで到来しようとしています。

地球温暖化(気候変動)です。 (1)

しかしながらほとんどの皆さんは、

その悲劇的な影響のことをよく知らず、

日々の忙しさのせいで、

それらに目を向けることもほとんどありません。

しかしこの “目に見えない脅威” は、

私たちが仕事や家事に追われている間に、

知らず知らずのうちに、一時の休みもなく、

私たちを追いつめているのです。

地球温暖化(気候変動)では、

一度起こってしまったら、

もう二度と元には戻らない “不可逆的な変化” を起こすものがあります。(2-6)

これらの変化が起こると、その後に

いくら気候システムを元に戻そうしても、

これらは元には戻りません。

つまり、私たちには
“タイムリミット”

があるということです。

もっと言えば、

“いつ私たちが本気の努力をするか”

その後の未来が大きく変わるということです。

もちろんその “本気の努力” が
早ければ早いほど、
私たちは大きな結果を残すことになりますし、

逆に遅すぎれば、

どんなに必死の努力をしたところで、

ほとんど意味がないということになるのです。

現状

しかしながら、現状のような環境対策では、

グリーンランドの氷床やヒマラヤの氷河、(7)
永久凍土の融解、

サンゴ礁やアマゾン熱帯雨林の壊滅などの、

悲劇的な不可逆的変化は避けられません。(2-6)

そして一部の環境問題に関心のある人たちだけが頑張ったとしても、

状況は変わらないでしょう。

皆さんを

歴史に名を残すような
“ヒーロー” に

そこで、今まで環境問題に関心がなかった人たちも一丸となって、

この状況に対処した方が良いと、私は考えているのですが、皆さんいかがでしょうか?

そのためにはまず、

この地球に生きる人々みなが、

現在の私たち人類と地球の現状を正確に知り、

かつこれから私たちが進んだ方が良い道を
明確に理解しておく必要があると、

私は考えております。

しかし「地球環境問題なんて、まったく興味ないよ。自分の人生には、なんら関係ないから。」という方も大勢いらっしゃることと思います。

しかしそんな皆さんも、

  • 自分の健康

  • 自分の仕事

  • 自分の好物の食べ物(想像してみてください)

  • 自分の老後の生活

  • 自分の子どもや孫たちの幸せ

  • 自分の子どもや孫たちの未来

  • 自分の子どもや孫たちへの教育

  • きれいな空気

  • 神々しく生い茂る森林

  • きれいな海とサンゴ礁

 

これらのどれか一つには、

少なくとも関心がおありではないでしょうか?

実はこれらはみな、

地球環境問題と密接に関係しているのです。

 

私は、これらのことを皆さんにお伝えしたいと

考えております。

“地球環境問題” を自らの問題であると、

皆さんに感じていただき、

皆さんの気持ちを奮い立たせ、

皆さんに歴史に名を残すような “ヒーロー” に

なっていただきたいと思っております。

“タイムリミット”
現状
皆さんを “ヒーロー” に
  1. IPCC (2014) Climate Change 2014: Synthesis Report. Contribution of Working Groups I, II and III to the Fifth Assessment Report of the Intergovernmental Panel on Climate Change.
     

  2. IPCC (2018) Global Warming of 1.5°C. An IPCC Special Report on the impacts of global warming of 1.5°C above pre-industrial levels and related global greenhouse gas emission pathways, in the context of strengthening the global response to the threat of climate change, sustainable development, and efforts to eradicate poverty.
     

  3. E. Rignot, J. Mouginot, M. Morlighem, H. Seroussi, B. Scheuchl (2014) Widespread, rapid grounding line retreat of Pine Island, Thwaites, Smith, and Kohler glaciers, West Antarctica, from 1992 to 2011. Geophysical Research Letters, 3502–3509.
     

  4. Dirk Notz, Julienne Stroeve (2016) Observed Arctic sea-ice loss directly follows anthropogenic CO2 emission. Science, 354, 747–750.
     

  5. Alexander Robinson, Reinhard Calov, Andrey Ganopolski (2012) Multistability and critical thresholds of the Greenland ice sheet. Nature Climate Change, 2, 429–432.
     

  6. Timothy M. Lenton, Hermann Held, Elmar Kriegler, Jim W. Hall, Wolfgang Lucht, Stefan Rahmstorf, Hans Joachim Schellnhuber (2008) Tipping elements in the Earth's climate system. Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America, 105, 1786–1793.
     

  7. Philippus Wester, Arabinda Mishra, Aditi Mukherji, Arun Bhakta Shrestha (2019) The Hindu Kush Himalaya Assessment: Mountains, Climate Change, Sustainability and People. Springer.

bottom of page